肺がんの中でも小細胞がんは他の組織型と生物学的な正確が大きく異なるため、小細胞肺がんとそれ以外の組織型を併せた非小細胞肺がん(扁平上皮がん・腺がん・大細胞がん)の2つに大別して治療法が選択されます。
肺がんの具体的な治療法には、手術療法(外科治療)、化学療法(抗がん剤治療)、放射腺療法(放射腺治療)、免疫療法(免疫治療)などがあり、 肺がんの種類、癌の発生部位、病状の進行具合や病巣の広がり、更には治療を受ける患者さんの年齢や体調などから判断されます。
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癌である箇所を切除する外科手術は、早期のがんでリンパなどへの転移が見られない場合70%~80%は治ると言われています。 しかし、肺がんの場合早期発見が難しいため、発見時すでにかなりの進行が見られるケースが多く、手術により効果が望める患者さんは30%程度です。 更に患者さんが高齢の場合は、手術に耐えうる体力がないので手術を行うことはできません。
局所療法でカバーできる範囲を超えて癌細胞が広がっている場合や、手術前に投与することにより、手術単独よりも効果があります。
また、手術では完全に切除しきれなかった癌の転移を防ぐという意味で補助的に用いられます。 小細胞がんの治療は、抗がん剤による治療がメインになります。
しかし、局所治療と違い全身に行われる治療のため癌細胞だけでなく正常な細胞にも抗がん剤が浸透し、細胞を破壊してしまうため、 副作用が見られ免疫力や自己治癒力が落ちてしまうということがあります。
体外照射と体内照射があり、癌の種類や病期によって異なります。
その他、癌の完治や進行を防ぐという意外に最近注目されている治療法として、癌による痛み、治療にともなう痛みを緩和する緩和治療があります。
癌の疼痛治療に詳しい、緩和医療チームで活動する麻酔科医の的場元弘氏は 「痛みの感じ方は人それぞれで、他人にはわかりません。はっきりしているのは、痛みは伝えてもらわなければ、無いものとして扱われかねないということです。ですから、我慢せずにまずは伝えるべきです。」と述べています。
患者さんにとって、”痛い”ということは何よりの苦痛です。 そのことは患者さんの体ばかりか心さえもむしばんでしまい、癌を治そうという根本的な、治療に対する前向きな気持ちさえもうばってしまいかねません。
そのため最近では、病院の中に緩和治療を目的とした専門の医師がおり、治療を行いながらも、治療により苦痛や痛みが生じた場合、治療を変更したり治療を見直すなど、患者さんにとってより良い治療法を模索しています。
最近増え始めたこの治療法では、患者さんと医師の関係をとても重要だと考えられています。
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次は、肺がんの手術について
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